2024.6.19
学習環境を整える
ケミカルハーツ他人の”あくび”を見て、自分も”あくび”をしたことはないでしょうか?
他人の行動を自然と真似してしまう経験です。
”あくび”に限らず、日常生活で他人と同じ行為を不意にすることがありませんか?
・近くの人が食べている物を見ると同じものを食べたくなる
・隣の生徒が飲み物を飲むと自分も飲みたくなる など。
これらは、他人の行為を見たり聞いたりすると、
自分までも同じ行為をしているかのように脳が反応しているからです。
助手席での居眠りは運転者に良くない。と言われたりもしますね。
脳内には、ミラーニューロンと呼ばれる、他人の行為を鏡に映すような神経細胞があります。
ミラーニューロンは、共感回路とも呼ばれ、
他人の”行動”を見たときに、自分が行動したときと同じように活性化します。
さらに、見たり聞いたりして反応するだけでなく、
行動の意図を理解することや共感することにも関わっているとされています。
真似するつもりはなくても、人は人に影響されるのです。
そして勉強する環境は、やはり少なからず学習効果に影響をもたらします。
学ぶ場所や時間、気温、音など。周囲の”人”も環境の1つ。
- ある1つの学校から、何人も医学部に合格する
- ある1つの塾から、最難関の私立中学に複数人が合格する
- ある1つの予備校から、東大合格者が多数輩出される
こういったことはよくあることです。
学校や塾の教育システムが整っている。優秀な先生や講師の方が多い。などが考えられますが、
学習の成果が出たのは、それだけではないかもしれません。
同じ志を持った集団が、相互に好影響を及ぼし合ったことも大きく関わっているでしょう。
関わる人を見極める=学習効果を高める仲間とは
自分に達成したいことがあれば、目標や夢といった同じ志を持つ人と関わった方がいいと言えます。
など、目に入る周囲の人から好影響を受けられます。
そういった意味で、同じ志を持つ人が集う環境はありがたいと思うのです。
授業が始まり、少しのコミュニケーション、宿題を受け取ったり、
今日やることの範囲、単元、解説、前回までの復習の確認 などを終え、
其々が演習問題に集中し始めると、ラピスの広い教室がシーンとなります。
雪の日の音が吸収されていくような感覚。
唯、聞こえてくるのは鉛筆の音だけ…。
その鉛筆の音も又、自分への集中に拍車をかけてくれているようで、
自宅学習では、どうしても緩くなる。とラピスに自習に来る子たちが後を絶ちません。
一人で学ぶ時間は必要ですが、場の力を借りることも大切なことだと思います。
また、一緒に勉強する仲間だけでなく、誰に指導を受けるかも重要です。
学校と違い先生を選ぶことが出来るので、”人”によって、
”ラピス”の先生たちと勉強したい。と選ばれた方も見えます。
といった”人”基準で塾を決める。
学習システムや合格実績のみで通う塾を決めるより、モチベーション維持に繋がります。 ぜひ体験授業などで判断したり、どういった講師かもお尋ねください。